2022/05/06
仮想通貨のマイニングとは、承認作業を行う行為のことで、成功するとその報酬として新規に発行される仮想通貨を受け取ることができます。
例えば、ビットコインをマイニングして成功すれば、報酬として12.5BTCを受け取ることができます。日本円にして94万円くらいになります。
ビットコインの枚数は、プログラムにより総数が決まっています。その総数は、2100万枚です。2018年の時点で発行されているビットコインは、1710万枚。まだ390万枚発行されていないのです。
この残りのビットコインが発行されると、つまりマイニングされると市場に出回ることになるのです。
近年では、大手企業もマイニングに注目をしていて、2017年にはSBI、GMO、2018年2月にDMMが参入してきました。
では、マイニングの仕組みはどのようになっているでしょうか。まず仮想通貨の取引が行われるとトランザクションとして取引が記録されます。その記録は、ブロックチェーンで確認することができます。トランザクションは、全てハッシュ関数というもので暗号化されています。ハッシュ関数は、暗号で、一度暗号化したものは元に戻すことはできないとされています。
例えば、AさんからBさんに1ビットコインを送った場合、そのようにハッシュ関数で記録されます。このトランザクションは、後から変えることはできず、不正に変えることができなくなっているのです。
ではマイニングのために新しいブロックを生成するには、どうしたらいいでしょうか。
そのためには、
・直前のブロックのハッシュ値
・新たに取引される全取引データ
・任意の数字
これらの値をハッシュ化していきます。
そしてこのハッシュ値の前に0が16個並ぶと、新しくブロックlを生成することができます。マイニングする人は、頭に0が16個並ぶまで任意の数字を探し続けるのです。
つまりマイニングとは、この任意の数字を何千、何憶と試して、ブロックを生成することなのです。
マイニングには、「クラウドマイニング」「プールマイニング」「ソロマイニング」という3種類のマイニングがあります。
クラウドマイニングは、マイニングをしている団体にお金を出して代わりにマイニングしてもらい、その利益を自分が受け取るとういものです。機材を用意する必要が無いため、気軽に参加することができます。
プールマイニングとは、グループで計算力を合わせてマイニングするというものです。
ソロマイニングとは、他の人とは協力せずに、自分一人でマイニングするという方法です。